研究課題/領域番号 |
19K11653
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 金城学院大学 |
研究代表者 |
浅野 友美 金城学院大学, 生活環境学部, 講師 (90637951)
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研究分担者 |
那須 民江 中部大学, 生命健康科学部, 客員教授 (10020794)
石井 晃 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (30252175)
北森 一哉 金城学院大学, 生活環境学部, 教授 (80387597)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 胆汁酸 / ラット肝臓 / NASH / LC/MS/MS |
研究成果の概要 |
高脂肪・高コレステロール(HFC)食摂取により肝線維化の重症度が異なる①SHRSP5/Dmcrラット(重度線維化)、②SHRラット(軽度線維化)、③WKYラット(線維化殆どなし)の肝臓中胆汁酸の分析を実施した。 3系統ともHFC食の摂取により、グリシン抱合型胆汁酸(G-BA)の増加とタウリン抱合型胆汁酸(T-BA)の減少を示した。特に、SHRSP5/DmcrでT-BA値が低値であった。 胆汁酸抱合化能やHFC食摂取によるG-BAの合成・蓄積と、T-BA合成の低下がNASHの肝線維化に関与すると考えられた。
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自由記述の分野 |
健康科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題では、capillary LC/MS/MSによる高分離かつ高感度な分析方法を構築し、HFC食摂取による肝線維化の重症度が異なる3系統ラットの胆汁酸プロファイリング分析を行った。 3系統を比較することで、HFC食摂取による肝臓中胆汁酸組成の変化とWKY、SHR、SHRSP5/Dmcrの亜系統化の過程における肝臓中胆汁酸組成の変化が示され、これらの組成変化が肝線維化の進展と重症化に関与していることが明らかとなった。本研究によりNASHの予防や早期診断、重症化予防のための食事法や診断方法開発の一助となる知見が得られた。
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