研究分担者 |
呂 鋭 中部大学, 応用生物学部, 講師 (80381862)
渡邊 浩幸 高知県立大学, 健康栄養学部, 教授 (30369425)
竹井 悠一郎 高知県立大学, 健康栄養学部, 講師 (10711377)
吉本 好延 聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 教授 (60627371)
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研究成果の概要 |
本研究では,カンナデンプン摂取が食物アレルギーモデルマウスに及ぼす影響を明らかにすることを目的とし,(1)直腸温を指標としたアナフィラキシー症状,(2)各種抗体産生能,(3)腸内環境,(4)腸管バリア機能,(5)OVAの取り込み,(6)空腸におけるタイトジャンクション(TJ)関連タンパク質発現の評価を行った。結果,食物アレルギーモデルマウスにカンナデンプンを摂取させると,OVA特異IgEの産生抑制,腸内環境の改善および腸管バリア機能の向上によるアレルゲン取り込み抑制により,アナフィラキシー症状抑制につながることが示唆された。
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