研究課題/領域番号 |
19K11656
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 愛知淑徳大学 |
研究代表者 |
榎 裕美 愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 教授 (90524497)
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研究分担者 |
平野 雅巳 愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 准教授 (30580229)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | フレイル / 栄養改善 / 運動機能向上 / 健康関連QOL |
研究成果の概要 |
無作為比較試験により、適切な栄養教育と運動・身体活動支援による複合セルフプログラムを3か月間実施した。介入群では、身体活動量と3メッツ以上の中等身体活動量の増加、通常歩行速度が向上した。食品摂取の多様性得点では、登録時に比べ多様な食品を摂取していた。健康関連QOLは、介入により精神的健康度が高い結果を示した。日常生活における身体活動の質的側面が向上したと推察された。適切な栄養教育と運動・身体活動支援による複合セルフプログラムは、有益な介入方法であることが示された。
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自由記述の分野 |
社会医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
栄養改善を含むエビデンスに基づいた介護予防プログラムの開発は急務であり、介護保険料の抑制に直結する。全国で介護予防事業が実施されているが、介入内容や評価方法は、各自治体により異なり、実際に市町村での介入が要介護(要支援)者の減少や介護費の抑制に貢献できているのかについては、明らかになっていないのが現状である。本研究の実施により、複合介入セルフプログラムの効果が明らかになり、実装に繋げることができる。
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