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2019 年度 実施状況報告書

性差を考慮した正常体重内臓脂肪肥満の発症および重症化に関わる食生活要因の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K11661
研究機関山形大学

研究代表者

矢口 友理  山形大学, 地域教育文化学部, 助教 (30369285)

研究分担者 嘉山 孝正  山形大学, 医学部, 特任教授 (50142972)
山下 英俊  山形大学, 医学部, 教授 (90158163)
今田 恒夫  山形大学, 医学部, 教授 (60333952)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード正常体重内臓脂肪肥満 / 食事パターン / 食生活
研究実績の概要

山形県コホート研究ベースライン調査協力者を対象として、正常体重内臓脂肪肥満に関連する食生活要因の解明、および心疾患等への重症化に関連する食生活要因解明のための横断研究に取りかかった。
山形大学医学部の倫理審査承認後にコホートデータを入手し、そのデータクリーニング作業に着手した。データクリーニングは現在も進行中である。また食物摂取頻度調査票の記入データより栄養素や食品摂取量を算出するための栄養計算技術を習得する目的で研修出張を行った。栄養計算にあたってのデータクリーニング方法を習得し、食物摂取頻度調査データのデータクリーニングが進行中である。
また、先行論文を収集・抄読・エビデンスデーブルを作成して統計解析方法や作成する論文内容について大まかな方向性を検討した。
参加した学会で食事パターン分析による研究や、肥満に関わる食生活や食意識、食行動、運動習慣などの他の生活習慣、社会的要因などの情報を収集した。
すべてのデータクリーニングが終わり解析用のデータベースが完成され次第、栄養素や食品摂取量を算出し、因子分析によって研究対象者をいくつかの食生活パターンにグルーピングする。これまでの文献レビューや学会参加によって得られた情報、研究分担者と検討した統計解析方法と論文作成の方向性に基づき、正常体重内臓脂肪肥満およびその重症化に関連する食生活要因解明のための統計解析を行い学会発表ならびに論文作成を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

体調不良もあってデータ入手が遅れてしまい、またその後のデータクリーニングも予想以上に煩雑であり統計解析まで進むことができなかった。

今後の研究の推進方策

まず、データクリーニングを早急に完結させて解析用データベースを構築させることである。また、新型コロナウイルスの影響で大学に出勤できなくなる可能性もあることを踏まえ、統計解析と論文作成を同時進行で進める。

次年度使用額が生じた理由

体調不良のため、当初3回行く予定であった学会に1回しか参加できず、また論文作成まで進まなかったため、英文校正のための人件費も使わなかった。
次年度使用額は主に英文校正に使用する予定である。

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公開日: 2021-01-27  

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