主要栄養素および微量栄養素の組み合わせによる生体の代謝応答を評価すること、24時間蓄尿法がミネラルの栄養状態を評価することができるかを検討した。動物実験にて高脂肪食摂取は高炭水化物食摂取に比して、腸管におけるカルシウム吸収は低下を示し、マグネシウムおよびリンの吸収は増大させ、ミネラルの吸収・代謝動態に影響を及ぼすことを明らかにした。また、健常女性を対象に、24時間蓄尿法を用いて、一定期間の規定食を摂取した際のミネラルの出納を評価したところ、推定値として評価することが可能であることを明らかにした。
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