研究課題/領域番号 |
19K11702
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
藤原 和美 東邦大学, 看護学部, 教授 (50413414)
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研究分担者 |
岩原 昭彦 京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (30353014)
八田 武志 関西福祉科学大学, 未登録, 名誉教授 (80030469)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 舌圧 / 咀嚼力 / 認知機能 / オーラルフレイル |
研究成果の概要 |
口腔機能、栄養状態、および認知機能との関連性について184名を対象に分析を行った。男性74名、女性110名であった。残歯数20本以上と未満の2群および義歯の有無で舌圧、認知機能、握力、嚥下スクリーニング(EAT)についてt検定を行った結果、注意機能と実行系機能検査であるD-CAT検査、および注意機能と実行系認知機能検査としてStroop検査において20本以上残歯数がある方が有意に高い結果となった(p<.001、p<.006)(p<.001、p<.000)。しかし、これら歯の状態と舌圧およびEATに有意な差は認めなかった。また、舌圧は年齢、握力、Stroop検査と有意な相関を認めた。
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自由記述の分野 |
公衆衛生看護学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、フレイルの身体的要因であるオーラルフレイルと認知機能との関連性について認知機能低下予防の視点から中壮年期を視野に入れた検証は十分になされていない。よって、本研究の目的は地域在住の中高齢期を対象とし、加齢にともない現れる口腔機能低下と高次脳機能検査を含む認知機能との関連を明かにすることにある。認知機能低下予防の視点からオーラルフレイルと食品摂取の変化との関連から予防的介入に関する基礎資料が得られる意義がある
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