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2023 年度 研究成果報告書

多価不飽和脂肪酸摂取による細胞内アルデヒド蓄積度合と遺伝毒性・細胞毒性との関連性

研究課題

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研究課題/領域番号 19K11704
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関東京医療保健大学

研究代表者

清水 雅富  東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (90389841)

研究分担者 台蔵 彩子  聖徳大学, 人間栄養学部, 講師 (10364978)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード多価不飽和脂肪酸 / 必須脂肪酸 / アルデヒド修飾タンパク質 / 酸化DNA損傷 / 脂肪酸代謝 / ミード酸 / 必須脂肪酸欠乏 / カルボニルストレス
研究成果の概要

多価不飽和脂肪酸(PUFA)は、必須脂肪酸でもあり食事などから積極的な摂取が推奨されている。しかし、PUFAは酸化されやすく生体内で酸化されると様々なアルデヒド修飾タンパク質やDNA損傷を引き起こし、細胞毒性や遺伝毒性を誘発する可能性がある。そこで食事から摂取する脂肪酸の違いが、生体内のタンパク質修飾やDNA損傷の蓄積量に影響があるか検討した。
その結果、PUFAの摂取量や摂取比率の違いが影響を及ぼすことを明らかにした。また、それらの影響は臓器や各ライフステージにおいても様々であった。今後食事からのPUFA摂取については、細胞毒性、遺伝毒性を指標に更なる検討の必要性が示唆された。

自由記述の分野

栄養生化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

多価不飽和脂肪酸(PUFA)は必須脂肪酸でもあり、食事などから積極的な摂取が推奨されているが、生体内酸化を促進する可能性があり適切なPUFA摂取量については未知な部分が多い。また、各ライフステージによるPUFA摂取が生体に及ぼす影響についてはほとんど皆無であった。本研究によって食事からのPUFA摂取による生体酸化への影響が摂取量だけでなく、各種脂肪酸の摂取比率が関連している可能性を示唆した。また、その影響は各ライフステージ、組織によっても異なっていた。今後、各種脂肪酸摂取量に関してはライフステージごとで更なる検討が必要であることを提示した。

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公開日: 2025-01-30  

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