大規模コーホート(J-MICC)の静岡・桜ヶ丘地区における約6,400人の10年間の健診データより、非継続受診者の欠損値をmultiple imputation by Markov Chain Monte Carlo methods (MCMC法)で補完して解析し、肥満や糖尿病などの罹患リスクの予測モデルを確立することを目指した。体重や血糖値の維持管理は、腸内細菌叢を解析して検討した。適正血圧値の維持管理では、尿試料中電解質を測定した。MCMC法による本研究の解析モデルとして、J-MICC Sakura Diet Studyにおいて、腸内細菌叢、季節が血糖値に影響を及ぼすことを明らかにした。
|