研究課題/領域番号 |
19K11762
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 国際医療福祉大学 (2020-2021) 東北大学 (2019) |
研究代表者 |
松本 泰治 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学塩谷病院, 教授 (90600528)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 運動療法 / 狭心症 / 冠攣縮 / CT / 運動耐容能 / 冠微小血管障害 |
研究成果の概要 |
冠攣縮性狭心症(VSA)に合併した冠微小血管拡張障害はアデノシン負荷心筋 dynamic CT Perfusion により評価可能であり、運動耐容能低下に関与していた。さらに標準治療であるカルシウム拮抗薬投与に運動療法を追加することで運動耐容能、胸痛発作頻度が改善し、運動療法の VSA に対する有効性が示唆された。
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自由記述の分野 |
循環器内科 心臓リハビリテーション
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々は、冠攣縮性狭心症の病態において、冠動脈の外膜側の炎症が重要な役割を担うことを明らかにしてきた。 冠攣縮性狭心症にしばしば合併する冠微小循環障害を改善しうる定期的運動療法の検討は国内・国外含めて報告がなく、オンリーワンの研究である。本研究結果により、日本や欧米で近年増加している虚血性心臓病の主因の一つである冠攣縮に対する運動生理学的病態の更なる理解および患者の生活の質の向上に大きく寄与しうることが期待される。
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