現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
3次元反射型ランダムウォークの定常分布に対して理論解析を行った。3次元反射型ランダムウォークの定常分布について,理論的な結果は定常分布の存在する十分条件しか導出されていない。そこで,本研究では定常分布の存在する十分条件かつその定常分布がlight tailである十分条件を導出した。この結果は以下で口頭発表を行っている。 [1] M. Kobayashi (2019) Geometric properties of moment generating functions of increments for a three dimensional reflecting random walk, INFORMS-APS 2019, ,the Brisbane Convention Centre, Australia. [2] 小林 正弘 (2020) 反射型ランダムウォークにおける変化量の積率母関数の幾何学的特性,日本オペレーションズ・リサーチ学会 2020 春季研究発表会. 現在,この2件の口頭発表を元に論文を執筆している途中である。
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