研究課題/領域番号 |
19K11870
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
松田 眞一 南山大学, 理工学部, 教授 (20209555)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 多重比較 / 分割表 / 遺伝的アルゴリズム |
研究実績の概要 |
本研究は、分割表に多重比較を適用することを主とする研究である。研究目的は大きく分けて2つあり、一つは分割表の併合して行数あるいは列数を減らすことによって生じる複数の分割表の多重比較であり、もう一つは分割表の分解して部分的な分割表を複数用いる際の多重比較である。 本年度は3年目として2年目までの成果をまとめる予定であったが、コロナ等の事情により遅れが生じている。結局、本年度は引き続き2つの研究を並行して進めることに変更された。しかし、コロナの影響で進展は下記の通りに推移した。 分割表の併合に関する研究は、共同研究者との話し合いによりオンラインを中心として進めることができた。共同研究者によりシミュレーションも概ね順調に進み、その結果として基本的な研究は一段落した。その成果を論文としてとりまとめる作業に入れたが、完成させるまでには至らなかった。 一方、分割表の分解に関する研究は、学会の研究会で報告した糸口から遺伝的アルゴリズムを統計ソフトR上で実現することを学び、実際のプログラミングを行うところまで進んだ。しかし、過去の研究のC言語のプログラムをRに移植するのに手間取り、プログラムの完成には至らなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
先にも述べたようにコロナの影響があったものの片方は論文作成に着手しており、もう片方もプログラム作成の途中までは進んでいる。元々4年間の計画でゆとりをもって考えていたため、2つの目的の完遂は可能であると考えるが、当初の予定からはやや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
目的のうち、分割表の併合に関しては論文執筆段階であるのでできるだけ早く完成させて投稿する予定である。 一方、分割表の分解に関してはプログラミングの残りを行い、それを元にシミュレーションして結果を出すところまで進めるつもりである。最終年度中に何らかの形で発表できるようになるよう努める。
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次年度使用額が生じた理由 |
当初の予定であった学会出張や共同研究者との打ち合わせはすべてコロナで中止となった。また、研究自体はすでに購入したノートPCなどを利用したものであったため、消耗品などでの使用のみとなった。
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