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2022 年度 実施状況報告書

分割表の多重比較に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K11870
研究機関南山大学

研究代表者

松田 眞一  南山大学, 理工学部, 教授 (20209555)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード多重比較 / 分割表 / 遺伝的アルゴリズム
研究実績の概要

本研究は、分割表に多重比較を適用することを主とする研究である。研究目的は大きく分けて2つあり、一つは分割表の併合して行数あるいは列数を減らすことによって生じる複数の分割表の多重比較であり、もう一つは分割表の分解して部分的な分割表を複数用いる際の多重比較である。
本年度は4年目として研究成果のまとめを引き続き行い、作業を完遂する予定であったが、コロナによる影響と代表者および共同研究者の配偶者にともに重大な病気による問題があったため、完遂するに至らなかった。具体的には下記のように推移した。
分割表の併合に関する研究は基本的な研究が2021年度に一段落したのを受け、論文を作成する作業に入ったが、主に執筆を担当した共同研究者に上記のような問題が生じて作成が遅々として進まなかった。それでも年度末には初稿を上げるに至った。代表である私が初稿のチェックを行い、それに基づいて第2稿作成途中である。
一方、分割表の分解に関する研究は、先の事情はあったもののプログラムの完成に至り、そのシミュレーション結果に基づき、さらなる改良を進めているところである。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

予定年度内に完遂しなかったので遅れている。そのため、1年の延長を申請して認められた。この1年で遅れていた分を取り戻し、2つの目的で成果を公表するように努める。

今後の研究の推進方策

目的のうち、分割表の併合に関しては論文化の最中であり、その後、英文化して投稿予定である。年度の早い内に投稿して最初の結果は得たいと考えている。その結果次第で修正して再投稿などを考えていく。
一方、分割表の分解に関してはシミュレーションができるところまで進んだ。その結果を元に改良してよりよい結果となるように引き続きシミュレーションを進める。その結果を持ってどこかで発表できるように年度の後半にまとめたい。

次年度使用額が生じた理由

本年度の支出で大きく予定していたのは論文の英文化代であるが、執筆の遅れから当該年度の支出がかなわず次年度送りとなった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] GAを用いた分割表の多重比較2023

    • 著者名/発表者名
      松田眞一
    • 学会等名
      日本品質管理学会中部支部若手研究会

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公開日: 2023-12-25  

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