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2022 年度 研究成果報告書

一方向プログラミングと双方向プログラミングの融合

研究課題

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研究課題/領域番号 19K11892
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分60050:ソフトウェア関連
研究機関東北大学

研究代表者

松田 一孝  東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (10583627)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードプログラミング言語 / 関数プログラミング / 領域特化言語 / 双方向変換 / プログラム合成 / 可逆計算
研究成果の概要

双方向変換は異なる種類の複数データ間の同期を可能にし,プログラミング言語やソフトウェア工学等の様々な分野で注目を集めている.
本プロジェクトでは主に,双方向変換の記述のためのプログラミング言語に関する二つの成果を得た.一つ目は高階関数型部分可逆プログラミング言語のSparclの設計・実装である.この言語では可逆性を保証したまま一方向の処理と可逆な処理を組み合せることが可能であり,結果,辞書式圧縮等をより自然な形で記述することを可能とする.もう一つは双方向変換合成システムSymbitの設計・実装である.このシステムは,通常の一方向プログラムと逆方向の入出力例から双方向プログラムを効果的に合成する.

自由記述の分野

プログラミング言語

研究成果の学術的意義や社会的意義

双方向変換は,データベースにおけるビュー更新,GUI/Webアプリケーション作成,アンドゥ/リドゥ機能の実装や,相互変換処理の作成等,ソフトウェア開発における様々な応用を持つ.そのためプログラミング言語分野のみならず様々な分野で注目を集めているのは前述の通りである.本プロジェクトの成果は双方向プログラミング言語に関する基盤技術に関わるものであり,変換の記述をより容易にする.このことは,ひいては上記のような双方向変換を利用するソフトウェアの生産性の向上につながる.

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公開日: 2024-01-30  

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