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2023 年度 研究成果報告書

カオス理論と待ち行列理論を融合した超長距離伝送の低遅延を実現する動的資源割当方式

研究課題

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研究課題/領域番号 19K11947
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分60060:情報ネットワーク関連
研究機関芝浦工業大学

研究代表者

宮田 純子  芝浦工業大学, 工学部, 准教授 (90633909)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードネットワーク制御 / 資源割り当て / PON / 待ち行列理論 / 遅延時間
研究成果の概要

本研究では,LRPONにおいて動的帯域割当により資源効率をあげながらも,パケットがONUに到着してからOLTに送出されるまでの時間である遅延時間を減少させるために,悪意のあるデータも含めた短期的なトラヒック予測および消費電力も考慮した資源割当法を提案した.また,数値計算により,その有効性を示すことができた.

自由記述の分野

情報ネットワーク制御

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,大規模かつ複雑なシステムに対して,規則性を発見し,その規則性により短期的なトラヒック予測を行いながら,パケットの遅延時間が最小となるネットワーク資源割当の最適値を待ち行列理論を用いて導出する.提案トラヒック推定は,超短期的な予測が可能となる.このような新たな観点からのLR-PON資源割当方式を設計するアプローチは,他に類を見ず極めて独創的な研究である.LR-PONを用いることで,装置を配置する局舎数や局舎内の装置数を削減しつつ,収容ユーザ数を大幅に増加可能であることから,効率的な運用を求められる次世代光アクセスネットワークの基盤になると考えられるため,社会的意義も大きい.

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公開日: 2025-01-30  

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