研究課題/領域番号 |
19K11953
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
田中 賢 神奈川大学, 情報学部, 教授 (50272810)
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研究分担者 |
三河 賢治 前橋工科大学, 工学部, 教授 (00344838)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | パケット分類 / 決定木 / RBT / C1P / Circ1P |
研究成果の概要 |
本研究では、複雑なルールを対象とするパケット分類問題に対して高速なパケット分類実現のために必要なC1PおよびCirc1Pに対する決定木構築アルゴリズムを実現した。ルールリストを二値行列として見たときのC1Pを詳細に分析し、その判定と入れ替えを行う効率的な手法を検討した。関連する文献の調査と分析、分類にもとづき、連を統一する操作とその時間計算量について詳細な分析を行った。これらの結果について高速なパケット分類実現のために必要なC1PおよびCirc1Pに対するアルゴリズムを構築した。実際のIP4パケットを想定し108ビットの連について統合操作の計算機実験を行いその有効性を確認した。
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自由記述の分野 |
ネットワークセキュリティ
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リモートワークの急激な普及に伴い、企業や官公庁、研究機関においてセキュリティの確保や機器性能の限界、ネットワーク運用の難しさなどが大きな問題となっている。NFVの下では、IPアドレスやプロトコルからセッション、アプリケーションなどの通信内容に応じたネットワーク構成の柔軟な変更が仮想環境上の高速なソフトウェアで実現される必要がある。本研究ではこの点に着目し、NFV環境の下で複雑な条件に従った高速なパケット分類アルゴリズムを構築した。考案した方法は、今後リモートワークを前提としたクラウドシステムへと移行する中で、汎用ハードウェアによって高度なネットワーク機能を実現するための必須の技術になる。
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