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2021 年度 研究成果報告書

データ科学と計算科学の協働に基づく物質探索システム

研究課題

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研究課題/領域番号 19K12007
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分60100:計算科学関連
研究機関金沢工業大学

研究代表者

林 亮子  金沢工業大学, 工学部, 准教授 (30303332)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードデータマイニング / ケモインフォマティクス / 分子 / 分子間力
研究成果の概要

近年物質・材料科学において,これまで蓄積したデータとデータ科学および計算科学を活用して新規の材料を研究開発する機運が国内外で高まっている.本研究はデータ科学と計算科学を適切に組み合わせて物質探索を目指すものである.
本研究では,試験的に沸点と融点の分類ルールを調査した.融点と沸点は物質の性質を示す基礎的な量であり,多くのデータが蓄積されている.そして,融点と沸点には分子の大きさや構造が影響することが知られているが,定量的にどの程度の影響があるのかはまだ調査の余地がある.そこで炭化水素および類例の分子の融点と沸点を決定木とランダムフォレストを用いて分類した.

自由記述の分野

データ科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

物質が固体から液体に変わり始める融点と,液体から気体に変わり始める沸点は,物質の性質を示す基礎的な量である.そのため,古くから多くの物質において融点と沸点は調べられており,データが蓄積されている.融点と沸点は分子の性質を反映しており,分子の大きさや構造が融点と沸点に影響することがある程度知られているが,定量的にはまだ調査の余地があるものと考えられる.そこで本研究では決定木とランダムフォレストで融点と沸点の分類と予測を行い,これまで知られた融点と沸点の性質を定量的に評価できるかどうかを調べた.

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公開日: 2023-01-30  

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