研究課題
基盤研究(C)
陽があたっているところと,影のところの両者が写っている写真では,影と陽のあたるところの境界の明るさが不連続となっている.同様に,前線は,気圧配置における不連続な部分である.本研究課題では,場所により不連続に変化する物理量(気圧など)を,いくつかの地点で観測して,その観測値から,観測していない場所の物理量を推定する.
人工知能
気象データなど,場所によっては観測値が得られないケースは多い.そのような状況において,本研究は,観測可能な場所での観測値に基づき,観測できないが必要な箇所での量を推定することができる.とくに,気圧分布などのように,物理量が場所によっては急激に変化するものに対しても有効に働くため実用性が高い.