• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

多目的進化型機械学習によるルール集合に基づく解釈可能な知識の獲得

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K12159
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分61040:ソフトコンピューティング関連
研究機関大阪公立大学 (2022)
大阪府立大学 (2019-2021)

研究代表者

能島 裕介  大阪公立大学, 大学院情報学研究科, 教授 (10382235)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード知識獲得 / 進化型機械学習 / 解釈可能性
研究成果の概要

本研究では,ルール集合に基づく知識獲得手法を中心に精度,解釈可能性,信頼性,公平性に関する手法の開発を行った.精度と解釈可能性の間にはトレードオフの関係があり,高精度な知識は解釈が困難である.一方,解釈が容易な知識は精度が低い.本研究では,解釈可能性の高いファジィ識別器の精度改善手法を開発した.また,確信度の低い識別結果を出力しない棄却オプションを用いた識別器設計も開発した.さらにデータから得られた知識の公平性を考慮する識別器設計の検討も行った.クラス不均衡データやマルチラベルデータへの拡張方法に関して検討し,数値実験を通して有効性を示した.

自由記述の分野

計算知能

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在の識別器設計に関する研究は,深層学習やアンサンブル識別器が主流であり,識別結果の解釈可能性の低さを改善する研究が数多く行われいる.一方,本研究は言語的解釈可能な識別器設計手法の高精度化であり,他の機械学習研究者や利用者に異なるアプローチを提供可能である.また,機械学習分野において近年注目されている精度,解釈可能性,信頼性,公平性という観点を,本研究で網羅的に取り扱っており,実データ解析手法として社会実装や,他の機械学習手法の改良や新たな手法の開発への一助となることが期待できる.

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi