近年、メディア授業の需要が高まっている一方で、メディア授業ではドロップアウトの高さが問題になっている。そこで、情報技術を駆使してメディア授業による脱落防止方法を検討した。当初はメディア授業を個人の能力や特性ごとにカスタマイズ可能にすることで脱落防止になると考えていた。 しかしながら、研究期間中に発生した、新型コロナウィルス感染症対策で多くの大学でメディア授業が取り入れられ、このことによりメディア授業に対するさらなる調査が可能になった。メディア授業における課題を調査した結果、ドロップアウトの原因は、メディア授業における孤独感が主因であるという結論を得た。
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