研究課題/領域番号 |
19K12464
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分64060:環境政策および環境配慮型社会関連
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
清水 万由子 龍谷大学, 政策学部, 准教授 (60558154)
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研究分担者 |
安藤 聡彦 埼玉大学, 教育学部, 教授 (40202791)
清水 善仁 中央大学, 文学部, 准教授 (30437181)
除本 理史 大阪公立大学, 大学院経営学研究科, 教授 (60317906)
林 美帆 大阪公立大学, 大学院経営学研究科, 客員研究員 (40833603)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 公害経験 / 公害資料館 / アーカイブズ / 公害・環境教育 / パブリック・ヒストリー / 困難な過去/歴史 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、公害経験継承における公害資料館の社会的機能を明らかにした。公害資料館は、公害の被害当事者の経験はもとより、多層的な公害への関わりの経験を、公害資料の収集・保存・活用やオーラル・ヒストリーの作成等によって多視点的に継承する拠点である。公害資料館は、様々な立場から見た公害経験を記録し、一般に共有可能な形で保存・整理し、解釈するための学びの場(空間・機会)と人的サポートを提供するという社会的機能を有する。
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自由記述の分野 |
環境社会学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題の成果は、日本の環境運動・環境政策の原点である公害経験を持続可能な社会形成につなげるために必要な、思考の転換を促すことにつながるものである。「困難な過去」としての公害経験について、多様な視点からの解釈を持ち寄り対話することで、将来に向けてプラスの価値を持つ経験として継承していくことが可能になる。
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