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2023 年度 研究成果報告書

日本とインドネシアにおけるケアの循環―移民家族のウェルビーイングの実証的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K12512
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分80010:地域研究関連
研究機関東洋大学

研究代表者

合地 幸子  東洋大学, アジア文化研究所, 客員研究員 (60836542)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードインドネシア / 日本 / 移住労働者 / 高齢者ケア / ウェルビーイング
研究成果の概要

本研究は、日本で働くインドネシア人移住労働者および彼/彼女らの母国に残る家族を対象として、高齢者ケアに関わる移民家族のウェルビーイングを明らかにすることである。移民家族それぞれに利用されるケア・ネットワークおよびセルフ・ケアの状況を考察した。インドネシアにおけるケア・ネットワークは弱体化しているが、移民家族の間では、それぞれのセルフ・ケアの状況が頻繁に共有されていた。日本を就労地とする移住労働者は母国の家族のウェルビーイングを支える重要な要因となっている。

自由記述の分野

インドネシア地域研究、文化人類学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の意義は、第一に、移住労働者が高齢者ケアに及ぼす影響を移住労働者送出し国の社会的文脈の中で考察する点、第二に、超高齢化社会である日本との関連から移住労働者と家族のウェルビーイングを捉えなおす点、第三に、国際移動とケアを関連づけた研究に日本・インドネシアの事例を提示することで、広く日本・東南アジア諸国の移民家族との比較を試みる点である。

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公開日: 2025-01-30  

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