研究課題/領域番号 |
19K12614
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研究機関 | 津田塾大学 |
研究代表者 |
高橋 裕子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (70226900)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 女子大学 / セブンシスターズ / リーダーシップ / トランスジェンダー / ダイバーシティ / インクルージョン / イクイティ / ジェンダー平等 |
研究実績の概要 |
今年度も海外渡航ができなかったため、予定していた海外での調査は実施できなかったが、これまでに調査したことに基づいて、執筆活動や講演等に専念した。 執筆活動については、アメリカ学会の英文ジャーナル(The Japanese Journal of American Studies, No.32)にアメリカ学会の年次大会で会長講演として行う予定だったものを、本研究課題に関連するテーマで紙面にて行うべく寄稿した。また、一般読者に向けては、明石紀雄監修 大類久恵・落合明子・赤尾千波編著『現代アメリカ社会を知るための63章 2020年代』の2章分(第36章「高等教育界における女性リーダーー女性学長を輩出する働き掛けー」及び第39章「SOGIと人称代名詞ー性的指向と性自認をめぐってー」)を担当し、2020年代のアメリカの状況をわかりやすく紹介した。 講演等については、女子大学に関連して、JAFSAのDiversity, Equity & Inclusionシリーズで「女子大学の存在意義ー国際交流における特長と課題ー」と題して講演を行った。また、カルコン(日米文化教育交流会議)第29回日米合同会議でスペルマン大学学長と対談を行うなど、様々な場で語る機会を得ることができた。ジェンダー平等に関連しては、内閣府男女共同参画局 局長 林伴子対談 「スペシャルインタビュー 津田塾大学学長 高橋裕子氏にお話を伺いました」『共同参画』2月号(第153号 内閣府 2022年2月10日)など、広く発信することに尽力した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
Covit-19の影響により、予定していた海外調査を実施していないため。
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今後の研究の推進方策 |
海外渡航が自由にできるようになったら、予定していた海外調査を積極的に実施する方針で本研究課題を推進させる。
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次年度使用額が生じた理由 |
Covit-19の影響を受け、海外渡航ができなかったため、海外調査を次年度に延期することとした。 主に海外旅費に使用する予定である。
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