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本研究は、ソーシャルメディアの利用の拡大がどのような社会変動をもたらしているのか、ジェンダーの視点から考察するものである。ソーシャルメディア及びその関連技術の普及は、既存のメディア環境を大きく変容させ、ジェンダーやセクシュアリティに関する問題解決に向けて新たな可能性をもたらしたが、同時に様々な問題を生み出している。この現状について、今年度も引き続き様々な視点から考察した。今年度は文献・資料調査を進めると共に、最終年度ということで、これまでの研究結果をまとめ、発表する作業に従事した。ソーシャルメディアに関する論文を国際学術雑誌に発表するとともに、国際学会にて人工知能に関する研究を発表した。また国際学術雑誌にてソーシャルメディアに関する特集号（2024年秋刊行予定）の共同編集に従事した。また海外の研究者との国際比較（日中比較）や国際共著論文の執筆も行なった（2024年度以降刊行予定）。国際学会への参加を通じて、様々な国・地域を拠点とする海外研究者と知り合い、今後の研究活動に有益な国際的な研究ネットワークを構築できた。
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