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2022 年度 研究成果報告書

大学における性的指向・性自認に関する取り組みを促進するモデル作成についての研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K12619
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分80030:ジェンダー関連
研究機関中京大学

研究代表者

風間 孝  中京大学, 教養教育研究院, 教授 (50387627)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードLGBT / 性的マイノリティ / 性的指向 / 性自認 / 大学
研究成果の概要

本研究では、大学の施策に関しての悉皆調査(2020年)、ならびに全国の大学教員を対象に無作為抽出調査(2021年)を行った。全国の国公私立大学等を773校を対象にした悉皆調査(回収率27.0%)の結果、大学の約半数(50.5%)が性的マイノリティの学生から対応の依頼を受けていたが、ガイドラインの作成している大学は1割弱(8.7%)にとどまった。また全国の大学教員(791校、180,980人)を対象とした調査の結果(回収率38.8%)、約4割の大学教員が性的マイノリティ(かもしれない)学生と出会った経験を持ち、約1割の教員が担当するゼミに性的マイノリティの学生がいたら抵抗があると回答した。

自由記述の分野

社会学、ジェンダー/セクシュアリティ研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

今世紀に入り、日本社会の様々な領域で性的指向・性自認に関わる取り組みが進んでいる。こおうした社会の変化は大学にも普及をし、取り組みを始めている大学も生まれている。本研究は、こうした状況を踏まえて、全国の大学を対象に悉皆調査を実施し、どれくらいの割合の大学がどのような取り組みを行っているのかを明らかにすると同時に、その課題を明らかにした。また大学における取り組みを進めるに当たって、重要となる大学教員の意識や認識の現状および課題を明らかにした。

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公開日: 2024-01-30  

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