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2022 年度 実施状況報告書

食用・薬用植物への信仰に見られる北アフリカの多層文化構造と食の新たな価値

研究課題

研究課題/領域番号 19K12954
研究機関筑波大学

研究代表者

喜田川 たまき (渡邉たまき)  筑波大学, 人文社会系, 助教 (50721685)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
キーワード植物の象徴性 / 食と薬の宗教的意味 / 文化の多層性
研究実績の概要

1. 資料収集:国内で入手可能な文献を収集し調査を進めた。オリーブの付加価値化に関する資料収集を行った。
2. 現地調査:令和4年度は産前産後休暇および育児休業のため、現地調査は実施できなかった。アルジェリアでの新規調査に向けた国立歴史人類学研究所(CNRPAH)との連携は、協定期間延長に向けて連絡を取っている。
3. 調査データ分析、発表:昨年までの現地調査で得られた情報を整理するとともに、米国で行ったオリーブの付加価値化に関する論文の投稿準備を進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

令和3年度まではモロッコ南部とアルジェリアでの調査を行う予定であったが、新型コロナウィルスの感染拡大が収束せず、北アフリカ各国やトランジット地である欧州各国などへの立ち入りが引き続き制限されていたため調査実施が困難な状況であった。また令和4年度は産前産後休暇および育児休暇取得のため、研究を中断している。
令和元年度の現地調査や文献資料に基づいて成果発表等は行っているものの、現地調査計画に大幅な遅れがみられる。

今後の研究の推進方策

令和3年度に実施予定であったモロッコ南部とアルジェリアでの調査を計画していたが、研究代表者の出産・育児により、当面現地調査は困難であることが予想される。期間を延長し、研究を進める必要がある。
文献資料調査および成果発表については、これまでどおり進める予定である。

次年度使用額が生じた理由

産前産後休暇及び育児休暇取得により、予定していた現地調査が実施できなかったため。研究の再開後に期間の延長を行って、予定していた調査に予算を充当する。

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公開日: 2023-12-25  

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