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2021 年度 研究成果報告書

高村家資料の調査研究―光雲・光太郎・豊周の作品制作―

研究課題

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研究課題/領域番号 19K12998
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分01060:美術史関連
研究機関東京藝術大学

研究代表者

藤曲 隆哉  東京藝術大学, 大学院美術研究科, 研究員 (20466999)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード彫刻史 / 近代美術 / 木彫 / 制作技法 / 髙村光雲 / 高村光太郎 / 髙村豊周 / 星取り法
研究成果の概要

本研究は髙村光雲[彫刻家](1852~1934年)、光太郎[彫刻家/詩人](1883~1956年)・豊周[鋳金家](1890~1972年)の制作に関する遺品を調査し、3作家の制作方法に関して研究をするものである。遺族宅に遺された資料の写真撮影および調査の遂行を行った。また、本研究の成果報告を兼ねた展覧会『髙村光雲・光太郎・豊周の制作資料展』を東京藝術大学大学美術館・正木記念館にて令和3年12月10日~19日の期間に行い、展覧会会期中12月11日にはシンポジウムを開催した。

自由記述の分野

彫刻史

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果から明治年末以降の髙村光雲の制作方法を明らかにし、光雲が江戸の仏師屋的な制作方法から星取り法を用いた近代的な制作方法を取り入れていく過程を検証した。また、高村光太郎の木彫制作道具を調べることで光雲との共通性と相違に言及し、髙村豊周の制作方法の痕跡を調べることで、光太郎作品の鋳造者としての高度な技術力を再確認した。また、それら資料を展示公開することで実際に鑑賞し議論する機会を設けた。

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公開日: 2023-01-30  

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