• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

ベラルーシ共和国のロマ(ジプシー)の方言の記述言語学的研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K13163
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分02060:言語学関連
研究機関神戸市外国語大学

研究代表者

角 悠介  神戸市外国語大学, 外国学研究所, 客員研究員 (50837341)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード方言記述 / 言語接触
研究成果の概要

本研究では政治的理由により情報の少ないベラルーシ共和国において、フィールドワークを通じ今現在話されているロマ民族(ジプシー)の方言の一つを記述し、そこにベラルーシ語の部分的影響を発見した。研究の成果の一部をルーマニアにおける国際学会で発表し、その内容をまとめ国際学会誌に掲載した。ベラルーシのロマニ語方言に関する言語資料は数が少なく、よって学会誌に掲載された「不思議の国のアリス」の一部のベラルーシ・ロマニ語方言訳とその分析は後世のロマニ語の比較研究において重要な比較研究資料となる。

自由記述の分野

言語学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ベラルーシ共和国は政治的理由により研究者が足を踏み入れるのが難しく、そこで生活する少数ロマ民族の言語についての資料は極端に少ない。その国に於いて、フィールドワークを通じてロマにインタビューを行い、実際に話されているロマニ語を部分的に記述し、それを国際学会誌に言語資料として掲載できたことの意義は大きい。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi