本研究は、主たる期間に、新型コロナウイルス感染拡大が起こった。そのため、現地での調査は断念せざるを得なかった。その代わり、すでに調査した内容をまとめることで、方言研究を続行した。さらに、オンラインによる方言調査を行った。オンラインによる調査の成果を論文にまとめた。 本研究では島嶼部の方言を対象としているため、感染対策にはより慎重にならなくてはならない。面接調査によって得られる成果が大きいのはもちろんだが、オンラインによる調査でも成果を出した。このことは、研究を進めていくうえで大きな進歩であるといえる。
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