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2023 年度 研究成果報告書

会話分析により記述された暗黙知を英語教師が利用する方法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K13305
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関同志社大学 (2020-2023)
立命館大学 (2019)

研究代表者

石野 未架  同志社大学, グローバル地域文化学部, 准教授 (20822836)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード応用会話分析 / 会話分析 / 教師教育 / 教室インタラクション / エスノメソドロジー
研究成果の概要

本研究課題は会話分析による知見を教師が応用できるための方法を開発することであった。主な成果は会話分析によって記述した手続き的知識を教師の実践に必要な知識に簡略化する規則を開発したこと、そして簡略化した知識を教師が使用できるようなプログラムを開発したことである。前者の最大の成果は、2023年2月に和文書籍とし刊行している。後者の課題は1によって簡略化した知識を教師が実際に利用できるようにするための研修プログラムのは当初の研究計画から遅れながらも教職養成課程のプログラムとして開発を進めており、当該分野の世界的権威であるスウェーデンのOlcay Sert氏との国際共同研究に発展している。

自由記述の分野

応用会話分析

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は既存の教室会話分析研究の知見を教師の実践の視点からさらに発展させた点である。特筆すべき点は2020年度に本研究課題の一部として発表した教育社会学研究の学術論文である。当該論文は2022年度に学会賞を受賞した点から教育分野で反響をよび、教師の権力性と会話分析の研究知見について議論の土台を設けることができたと考えている。社会的意義は、それらの知見を教員養成プログラムに還元する手法を開発した点である。社会的意義について特筆すべき点は、会話分析による知見を簡略化する手法についてまとめた和文書籍である。この書籍は教員養成課程でも使用されており、実践者にも還元できる知見である。

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公開日: 2025-01-30  

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