研究課題/領域番号 |
19K13325
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分03020:日本史関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
岡安 儀之 東北大学, 学術資源研究公開センター, 協力研究員 (50732351)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 思想史 / 日本史 / メディア史 / ジャーナリズム / 公論 / 日報社 |
研究成果の概要 |
本研究は、新聞が誕生し政治文化としていかに日本の社会に定着していったのかに注目し、ジャーナリズムの歴史を解明するものである。具体的には、まだ不明な点の多い『東京日日新聞』や発行元である日報社の社員に関する研究を進め、明治期のジャーナリズム史の再検討を行った。政府擁護の立場をとったことで有名な『東京日日新聞』であったが、日本社会やジャーナリズムに与えた影響は大きかったことが明らかになった。
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自由記述の分野 |
日本思想史
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、これまで不明な点の多かった『東京日日新聞』やその発行元である日報社に注目し、明治初期のジャーナリズム史の再検討を行ったことである。また、社会的意義としては、この研究を通して得られた学術的知見を、岡安儀之『「公論」の創生「国民」の誕生――福地源一郎と明治ジャーナリズム』(東北大学出版会、2020年)をはじめ、その他論文・研究報告を通じて還元できた点にあると考えている。
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