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2022 年度 研究成果報告書

近世後期出羽国村山郡の大名飛地領に関する基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K13327
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分03020:日本史関連
研究機関東北大学

研究代表者

藤方 博之  東北大学, 東北アジア研究センター, 専門研究員 (40727674)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード日本近世史 / 出羽国村山郡 / 飛地領 / 年貢
研究成果の概要

旧佐倉藩飛地領(柏倉領、現・山形市と上山市の一部)に伝存した史料の分析成果に立脚して、論文その他の研究成果を発表した。その内容としては、支配・被支配関係の焦点である年貢徴収・納入のあり方をはじめ、地域側の出願内容と領主側の対応を分析することにより、領主による支配と村々による地域運営の実相の一端を明らかにした。

自由記述の分野

日本史

研究成果の学術的意義や社会的意義

飛地領は近世社会で一般的な所領形態であったが、従来飛地領であることに着目した研究は必ずしも多くなかった。本研究では村々による年貢納入や訴願内容の分析から、飛地領であることの特質抽出を意識しつつ支配・被支配関係の実相の一端を明らかにした。
また、本研究では関係史料を把握・調査する段階から着手し、複数の未整理史料群について目録作成・刊行、保存・公開態勢の構築に貢献した(他グループ主導の作業に協力したケースも含む)。

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公開日: 2024-01-30  

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