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2022 年度 研究成果報告書

中央アジア・オアシス地帯における都市の成立と展開:ザラフシャン川流域を中心として

研究課題

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研究課題/領域番号 19K13409
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分03050:考古学関連
研究機関京都芸術大学 (2022)
立命館大学 (2019-2021)

研究代表者

宇佐美 智之  京都芸術大学, 芸術学部, 講師 (60838192)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード都市遺跡 / 中央アジア / サマルカンド / ザラフシャン川流域 / オアシス / シルクロード / カフィル・カラ遺跡 / ミングテパ遺跡
研究成果の概要

本研究は,中央アジア・ザラフシャン川流域を対象として,前イスラム期における都市の成立・変容について考察することを目的としたものである。
Covid-19の影響により当初の研究計画には大幅な変更を加えることとなったが,限定的ながらも,①有力遺跡の発掘と構造・立地分析,②ザラフシャン川流域における考古遺跡の踏査・体系的集成,③地理環境・古代交通網の調査とGIS空間解析・復元を進めた。結果,初期中世期を中心とした個性的な都市空間の形成や地域社会の変化があったことなどを明らかにした。

自由記述の分野

考古学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究対象地であるザラフシャン川流域,特にその中流域にあたるサマルカンドは,シルクロードの重要な地理的位置を占めると同時に有数の穀倉地帯をなし,歴史的に有力な交流・交易拠点をなしたことが知られる。しかし前イスラム期における都市形成のあり方については資料が乏しく,不明な点が非常に多いのが実状である。本研究では,Covid-19の影響による研究計画の大幅な変更を伴いつつも,有力遺跡の発掘や地域全域の遺跡情報集成などを可能な限り進めた。この試みを通して,初期中世期を中心とする都市空間の形成や地域社会の変化を捉え,従来の議論を大きく深めうる知見と見通しを得た。

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公開日: 2024-01-30  

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