研究成果の概要 |
東アフリカ地域の年間平均降雨侵食性は、3,246±1,895 MJ mm ha-1h-1yr-1と推定された。この地域の水侵食による年間平均総土壌損失は40億トンと推定されており、そのうち約50%がエチオピアで発生していることが判明した。エチオピアの約25%(28×106 ha)の土壌侵食率は10 t ha-1 yr-1を超えており、早急な管理介入が必要である。事前分析により、適切な土地管理手法を実施することで、平均土壌侵食率を16.5 tha-1yr-1から5.3tha-1 yr-1(平均で約68%)に減らすことができることが明らかになった。
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