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2021 年度 研究成果報告書

先進国農村の反グローバル化運動とオルタナティブ農業の展開に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K13439
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分04020:人文地理学関連
研究機関埼玉大学

研究代表者

市川 康夫  埼玉大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (60728244)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード共同体運動 / カウンターカルチャー / ヒッピー / エコロジー / アナキズム / フランス / 理想郷 / コミューン運動
研究成果の概要

本研究では、先進国農村の反グローバル化運動とオルタナティブ農業の展開について、オルタナティブ農業の山村での実践についての研究成果のほか、コミューン運動に関する論文の研究成果を得た。いずれも、代替社会への実現について、資本主義や大量生産を批判し、エコロジーの観点から生活を基礎に実践する人々の営みを明らかにした。

自由記述の分野

人文地理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで、共同体運動については1970年代に研究が蓄積されたものの、その後運動の高まりに比して多くの研究がなされてきたとは言い難い。一方で、インテンショナルコミュニティ研究には一定の蓄積があるが、通史的に現代までの流れを社会科学の視点から整理した論考は必ずしも多くなく、フランスを事例に農村という空間の意味やその価値変容を軸に本研究が明らかにした事実は、今日増加している共同体運動による様々なエコロジカル集団の背景の解明において一つの視点と共有されうる学術的情報の提供に貢献したと言える。

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公開日: 2023-01-30  

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