チリにおけるマプチェの漁業活動と先住民海面利用政策との関係に関する地理学的研究

2020 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 19K13447
• 研究機関: 立正大学
• 研究代表者: 横山 貴史 立正大学, 地球環境科学部, 助教 (70710151)
• 研究期間 (年度): 2019-04-01 – 2022-03-31
• キーワード: 小規模漁業 / マプチェ / チリ / 統計資料

研究実績の概要

新型コロナウイルス感染症の影響により、チリにおける渡航調査を実施することができなかったため、チリの漁業、マプチェ、先住民政策、小規模漁業に関する文献収集、ならびにチリの漁業に関する統計調査の整理を行った。
また、調査年度は当該科研とは異なるが、過去の調査結果に基づき、チリ南部の小規模漁業に関する実態報告を論文としてまとめ、茨城地理学会の学会誌『茨城地理』に投稿した。現在、査読結果に基づき修正中である。

現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症の影響により、当初予定していた現地調査を行うことができていないため。

今後の研究の推進方策

2021年度は、新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種状況の影響次第では、現地調査の可否が分かれると思われる。現時点では、ワクチン接種後にチリでの現地調査を行えればと考えている。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス感染症の影響により、チリにおける現地調査を行うことができなかったため、本来既に執行予定であった旅費での科研費支出ができていないため。