研究課題
若手研究
本研究は、老後な安心等のために求められる人々の資産運用を促進する視座から、金融リテラシーと証券市場参入の関係に、個人の性格がどのように介在するかを分析することを目的とした。個人の性格の分析においては、技術的な課題から進捗が遅れた一方、金融リテラシーと証券市場参入の関係においては新たな視座から貴重なエビデンスを多数提示することができた。また、金融リテラシーは証券市場の参入のみならず、健康を含む家計の様々なリスクを回避する行動を促進することがわかり、その点での実証的なエビデンスの提示を進めた。
Household Finance
人々の資産運用を促進する視座から、金融リテラシーと証券市場参入の関係を分析した。金融リテラシーと証券市場参入の関係においては詳細な家計情報を用い、また国際比較の視座も加えた貴重なエビデンスを多数提示することができた。また、金融リテラシーは証券市場の参入のみならず、健康を含む家計の様々なリスクを回避する行動を促進することがわかり、その点での実証的なエビデンスの提示を進めた。