研究課題/領域番号 |
19K13739
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
角谷 快彦 広島大学, 人間社会科学研究科(社), 教授 (20619176)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 金融リテラシー / 老後の不安 / 医療経済学 |
研究実績の概要 |
本研究は極めて順調に推移し、当初の計画を上回る成果が出ている。令和2年度は、当該テーマに関する論文が査読付き国際学術誌に6本採択された。 令和2年度は、計画通り、データの収集とその分析に従事。特に研究環境のDX(デジタル・トランスフォーメーション)化により、国際的な研究打合わせを効率的に行うとともに、打ち合わせの録画等を通じて、打ち合わせ内容を効果的に共有・確認できる環境を整えた。これにより、論文執筆作業の効率が大き向上した。 結果として、令和2年度は、研究成果として以下の成果を残した。すなわち、査読付き国際学術誌に6本の論文採択である。論文が採択された雑誌はInternational Journal of Environmental Research and Public Health(2本)、Sustainability(3本)、Frontiers in Public Health: Health Economics(1本)である。 その他、2020年日本経済学会秋季大会の指定討論者、第15回医療経済学会全国大会の実行委員(セッション座長)、2020年度家計経済学・ハウスホールドファイナンスコンファレンスの指定討論者、生命保険文化センター「人生100年時代におけるライフマネジメント」 研究会メンバー等を務め、研究の意見交換に役立てた。 なお、上記成果に加え、年度末時点では査読付き国際学術誌に投稿し、査読中の論文がさらに3本ある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
概要で示したとおり、6本の論文がインパクトファクター付きの国際学術誌に採択。本年度の成果は計画以上に実施できたと判断できる。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度に書き上げて現在査読中の論文が3本ある。令和3年度はこれらの論文を採択へとつなげる他、昨年度に分析を開始したものの、書き上げていない新 たな2本の論文についても発表を目指す。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルスによる渡航自粛および出張自粛により主として旅費が圧縮されたため。次年度は当初計画を大きく上回る数の論文投稿が見込まれるため、繰越分はそれらの論文の英文校正費等に当てる計画である。
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