• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

近代日本における公害と人的資本蓄積の実証研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K13754
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分07070:経済史関連
研究機関東京工業大学

研究代表者

小笠原 浩太  東京工業大学, 工学院, 准教授 (00733544)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード人的資本 / 工業化 / 公害 / 人口動態
研究成果の概要

工業化は長期に亘る人的資本の蓄積を促し、各国経済の歴史的発展に大きく貢献することが知られている。しかし近年、国際的な経済史研究では、工業化が人的資本蓄積に与えるもう一つの側面、すなわち負の影響を定量的に再評価しようとする試みが始まっている。本研究課題では、1920から1930年代の日本について、人口静態・動態統計及び産業構造に関する統計資料を新たに電子化し、鉱業の発達がそれら指標に与えた影響を評価するための定量的手法を提案するとともに、その影響を推定した。

自由記述の分野

経済史

研究成果の学術的意義や社会的意義

工業化の過程で発達する鉱業が地域経済に与える影響を明らかにすること。これは、実証経済学における研究課題としてだけでなく、現実の社会経済においても重要な課題である。このような課題にたいして、本研究から得られた成果は、鉱物資源採掘が地域経済の人口動態や産業構造の変化に与える影響について、一定の定量的証拠を提供するものである。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi