本研究では、定量的と定性的の両方のアプローチで、いかに組織を活性化するかについて、行動データ、質問紙調査、事例調査などを活用して幅広く調査研究を実施した。研究期間中にコロナ禍が発生したこともあり、対面だけでなくオンラインも交えていかにコミュニケーションをして組織を活性化させるか、生成AIも含めたICTの進展・普及に伴った組織における成果や学習を向上させるための条件や施策についてを明らかにすることができた。また、事例調査を通じて、職場だけではなく地域社会などにおいてリーダーシップを発揮して組織活性化を促す事例を収集し、その特徴を抽出することもできた。
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