| 研究課題/領域番号 |
19K13815
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| 研究機関 | 大阪工業大学 |
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研究代表者 |
杉川 智 大阪工業大学, 情報科学部, 講師 (70710094)
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| 研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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| キーワード | 経営 / スケジューリング / 生産 / システム |
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| 研究実績の概要 |
本研究の目的は，不確実性を含む生産システムのためのより汎用性が高い数理モデルの確立である．
昨年度には，生産システムにおける不確定な事象の体系化を行った．本年度は，その体系化された不確定な事象に対して静的なモデル化を行い，シミュレーションによって，その有効性を確認する予定であったが，新型コロナウィルス感染症の拡大のため，予定が遅れている．数理モデルに間違いがないことを確認しているが，大規模な数値シミュレーションによってその効果を確認したい．
また，静的な最適なモデルの作成はある程度達成されているがそのモデルの最適解を利用することにより，体系化された各問題に対して有効な新しい解法を作成する予定であった．それらの解法の構築については，遅れている．ただし，基礎的な数理モデルの作成しており，数値計算によってその有効性を確認するまでには至っておらず，そのため計画は遅延している．
研究結果については，学会等で発表する予定であったが，コロナ禍のため，発表予定の学会が中止されたこともあり，成果が発表が不可能になったため遅延している．また発表予定の会議が海外であったため渡航を自粛したため発表をとりやめたものもある．そのため，研究課題に対する研究者同士の活発な議論でできず，同じ研究者から得ることになっていたフィードバックが得ることができなかった．
今後の予定としては，構築した静的な数理モデルに対して数理シミュレーションを行い，その有効性を確認する必要がある．その後，体系化された問題にしてより，汎用的な数理モデルの構築とその有効性の確認が必要である．
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウィルス感染症の拡大により，研究が遅れてる．主な理由としては，大学の閉鎖，学会の中止，学生の登校禁止などが挙げられる．秋になりそれらは緩和されてこともあるが，断続的にコロナウィルスの拡大は続いており，教育の継続のためにこれまで行ったことがないオンライン講義への対応などにかなりの時間をとられ，その結果，課題研究を遂行することが極めて困難な時期が多く続いたため計画は遅れている．
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| 今後の研究の推進方策 |
上記でも，記述したがコロナウィルスの拡大に伴い，計画が遅れている．そのため一部の仕事を外注することを予定している．具体的には，プログラミングの部分である．
数式を構築してもそれを確認するためのシミュレータが必要になる．このシミュレータ作成作業を外部に委託する予定である．委託することで素早く研究を進められると考える．
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| 次年度使用額が生じた理由 |
コロナウイルス感染症拡大のため，学会での発表がなりなく旅費がなくなった．また研究計画が遅延したため人件費などが必要なくなった．
次年度の計画は，遅れているシミュレーションの作成を外注することを考えている．外注することで，すみやかに計画を進める．また，成果発表のための論文投稿費用も予定している．
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