研究課題/領域番号 |
19K13825
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
玉利 祐樹 静岡県立大学, 経営情報学部, 准教授 (60737360)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 意思決定 / 計算機シミュレーション / 情報モニタリング法 / 意思決定過程 / 過程追跡法 |
研究成果の概要 |
本研究は、決定方略の推定法を開発し、開発手法を用いて推定された方略と意思決定の関係を検討し、意思決定支援に向けた利用方法の提案を目的としていた。本計画では以下の成果を得た。 1. 情報探索系列に関して、情報モニタリング法、眼球運動測定、計算機シミュレーションの三種のデータの比較を行った。2. 計算機シミュレーション、情報モニタリング法、深層学習を組み合わせ、決定方略の同定を行なった。3. 悪い意思決定を避けるという観点から、計算機シミュレーションと情報モニタリング法による心理実験を実施し、分析を行った。分離型の決定方略は悪い決定を導き、最善の選択への努力が最悪の結果を招く可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
行動意思決定論
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
よい意思決定、合理的な意思決定、あるいは満足できる意思決定をするためには、または悪い意思決定を避けるには、意思決定者自身が意思決定場面において、どのような状況下であるのか、どのような決定方略を用いるのか、そして、どのような意思決定に至るのかを把握する必要があると考えられる。これまでの決定方略の分析と適応では、移動方向の傾向を表す指標などが提案されてはいるものの、定性的な分析に留まっており、意思決定場面などの変化によって、どのような決定方略が用いられていたかを記述できているとは言えなかった。意思決定の予測、および意思決定支援に役立てられると考えられる。
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