研究課題/領域番号 |
19K13942
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研究機関 | 福井県立大学 |
研究代表者 |
相馬 大祐 福井県立大学, 看護福祉学部, 准教授 (70533199)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 入所施設 / 障害者 / 相談支援 / ケアマネジメント / 脱施設化 |
研究実績の概要 |
本研究は①施設入所に至った障害者の状態像、②施設入所に至った障害者のサービス利用状況、③施設入所に至った障害者に対するケアマネジメント機関の支援状況の3点を明らかにし、地域での生活の継続ができなくなる要因を検証し、その要因への対応策について検討することを目的としている。 2020年度は新型コロナウィルスの感染拡大で2019年度に行うことが困難になった特定相談支援事業所への聞き取り調査及び特定相談支援事業所への質問紙調査を実施する予定であったが、4月以降の新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、特定相談支援事業所への聞き取り調査を実施することができず、質問紙調査も実施することができなかった。一方、2019年度に取得した既存の調査の二次分析を行うことができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2020年度は新型コロナウィルスの感染拡大で2019年度に行うことが困難になった特定相談支援事業所への聞き取り調査及び特定相談支援事業所への質問紙調査を実施する予定であったが、4月以降の新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、特定相談支援事業所への聞き取り調査を実施することができず、質問紙調査も実施することができなかった。 特定相談支援事業所への聞き取り調査は2020年度当初予定を変更して、遠隔で行う予定であったが、新型コロナウィルスへの対応に追われる事業所や遠隔での対応が困難な事業所があり、進めることが困難であった。また障害者支援施設への訪問を行い、受け入れ側の環境の把握も重要であることから、遠隔ではなく、対面での方法も検討したことで、研究の進捗が遅れてしまったと考える。
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今後の研究の推進方策 |
2020年度に収集すべきデータが収集できなかったが、2019年度に計画していた既存の調査の二次分析を中心に一定の成果を得ている。二次分析の結果をまとめるとともに、特定相談支援事業所への聞き取り調査と質問紙調査を可能な限り実施していきたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルス感染拡大の影響で予定していた研究の進捗が滞ったことが理由としてあげられる。今年度、昨年度実施できなかった聞き取り調査及び質問紙調査を実施することで、研究費を計画どおりに使用していきたい。
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