| 研究課題/領域番号 |
19K13958
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| 研究機関 | 日本福祉大学 |
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研究代表者 |
本間 萌 日本福祉大学, 福祉経営学部, 助教 (50767960)
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| 研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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| キーワード | 高齢者ボランティア / 活動ニーズ / 活動上の困難 |
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| 研究実績の概要 |
本研究は、大都市在住高齢者のボランティア活動を促進するため、活動年数の違いによる活動上の困難を把握し、必要とされる支援内容と課題を明らかにすることを目的とする。
調査１では、A市における認知症予防リーダー養成講座修了後、地域において活動を行う高齢者を対象とした質問紙調査から、活動における課題、必要とされる支援について、活動年数による違いを明らかにすることを目的とした。対象者は2016年～2018年度までに研修を修了した631名のうち現在も地域活動をしている416名とした。自記式のアンケート用紙で行い、活動拠点となる老人福祉センターにて配布、郵送にて回収した。調査期間は11月～12月までに返送のあったものを分析対象とした。質問項目は基本属性（研修受講年度、性別、年齢、居住区、世帯構成、登録区、仕事以外の介護経験、外出頻度、現在の活動、ボランティア経験年数）、活動の目的、活動における困難、達成度である。
329名から返送があり、回収率は79%であった。対象者に関して、活動年度については2016年、2017年、2018年どの年度も活動している者が約30%と変わらなかった。年齢層は70代がもっとも多く、70代が6割を占めていた。世帯構成については、夫婦二人暮らしが44%ともっとも多く、次いで一人暮らしが27.7%であった。活動の目的、困難、達成度に関する分析を進めている。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2019年度に予定していた600名の研修修了者を対象とした調査を実施できたものの、分析が進んでいないためやや遅れていると評価した。
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| 今後の研究の推進方策 |
2020年度には調査２および調査３を行う予定である。調査１を実施する準備および調査１の実施を受けて、調査を進めていく。調査２では、ボランティア活動を支援する老人福祉センターへの質問紙調査から、必要とされるグループワークスキルを明らかにする。調査３では、活動年数および頻度の異なる高齢者を対象とした個別インタビューから、ボランティア活動の継続に必要とされる支援内容と課題を明らかにする。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
概ね予定通り使用できた。
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