大都市在住高齢者によるボランティア活動を促進する活動年数別による支援内容の検討

2021 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 19K13958
• 研究機関: 岩手県立大学
• 研究代表者: 本間 萌 岩手県立大学, 社会福祉学部, 講師 (50767960)
• 研究期間 (年度): 2019-04-01 – 2023-03-31
• キーワード: 高齢者ボランティア / 支援ニーズ / 活動上の困難感

研究実績の概要

本研究は、大都市部に在住する高齢者のボランティア活動における活動上の困難を把握し、ボランティア活動の年数の違いによる必要とされる支援内容とその課題を明らかにすることを目的としている。
2021年度は新型コロナウイルスの影響により県をまたぐ移動が行えなかったため、高齢者ボランティアを支援する老人福祉センターへの調査を行う調査２及び高齢者ボランティアを対象とした個別インタビューの調査３は実施できなかった。

現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

インタビュー対象者のパソコン環境等の理由により、対面によるインタビュー調査からオンラインによるインタビュー調査への変更が行えなかった。そのため、結果として高齢者ボランティアを対象としたインタビュー調査および高齢者ボランティアを支援する職員を対象とした調査が行えなかったため遅れていると評価した。

今後の研究の推進方策

インタビュー調査の実施にあたっては県をまたぐ移動が必要となり、オンラインによる実施も含めた研究計画の変更が必要とされる。しかしながら、研究対象が高齢者ボランティアである調査３では研究協力者側のパソコン環境によっては協力が難しいため、新型コロナウイルスの状況を慎重に見ながら調査方法の選択を行う。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルスのため県をまたぐ移動ができず、インタビュー調査およびアンケート調査の実施できなかった。2つの調査の実施のための旅費や謝金として使用する。