これまで発達障害児者の家族の相互交流を支援するプログラムを自治体と連携して開発し,4年間以上継続して行ってきた。その実践を質的・量的調査と分析方法を用いて検討してきた。研究成果は国際誌へ発表し,開発に至るまでの経緯を明示,さらにその効果の機序について質的な分析を用いて詳細を明らかにした。また実際のプログラムについて,心理的効果を複数の指標を用いてその効果を確認した。得られた研究成果は国際学会,国際誌にて発表を行った。 これまでの研究を通して自治体のニーズに応じて利用可能な発達障害児者の家族の相互交流を支援するためのエビデンスに基づいたプログラムの雛形を作ることができたと考えている。
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