研究実績の概要 |
LC-MS/MSを使用して、AQC誘導化試薬を用いたアミノ酸分析の簡便な手法を確立することができた。 日本人一食分中に含まれるコラーゲン含量がもっとも多いのはウナギを食材として用いた場合であることがわかっている(13g/1食分)(T. Asai et al. 2018, Journal of Agricultural and Food Chemistry 67(10) 2831 - 2838)。そこで最終的に調理肉を摂取させることを考慮し、コラーゲン含量の多いウナギを用いて調理加工方法を検討した。その結果「蒸し」調理を行った場合に消化酵素可溶性コラーゲン割合の増加が見込まれた。次年度は計画通り調理方法の異なるウナギ調理肉を用いてヒト試験を行う。
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