世界規模での教育と社会の仕組みがますますデジタル化が進展し、情報社会も加速度的に浸透し、教育現場でも多文化、分野横断、そして専門とは異なる学問に触れる機会が多くなった。高等教育の当事者たちがどのように議論し、話し合い、そして学問は分野を問わず科学的態度が本質的な意味で根幹がつながっている、ということを本研究の国内・国外調査(学生調査、教員調査、諸外国のケースなどを)を通して明らかになった。また、新型コロナウィルスによる感染症への対応で、態度が積極的・消極的問わず、オンライン教育が否応なしに導入され、学問分野の隔たりを超え、学際的な学び、そして異分野の知識を得る重要性も明らかになった。
|