研究成果の概要 |
本研究の目的は, インターナショナルスクールから端を発し生徒の多様性に基づきながら, 包括的な資質・能力の涵養をおこなう「IB教授モデル」の特質を特定することである。研究の結果,「IB教授モデル」を支える主要な教育理論として, 1. 物事の表面的な理解にとどまらず、本質的な部分に迫るよう、概念の理解を深めるように構成されていること(「概念型学習」). 2. カリキュラムで到達すべき最終ゴールから逆向きに授業が設計されている(「逆向き設計論」)。3. パフォーマンスの程度を諮るためのルーブ リック(評価指標)が生徒に示されている(「パフォーマンス評価」)の特質を明らかにした。
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