今後の研究の推進方策 |
2020年10月に米国のカルフォルニア大学バークレー校に行き、教材開発の最前線の様子を視察するように計画をしている。しかし、渡航制限されている今日、予定通り進められるかについては未定である。したがって、文献を用いた研究を進めるとともに、並行して、小学校の算数と理科を教科横断的に結びつける学習の認知科学的な理論の構築とその指導計画を,協力してくれる学校関係者とともに策定する。必要に応じて教材を工業デザイナーに依頼して制作する。策定した指導計画に基づいた授業実践を2~3の学校,科学館などで行い教育効果を明らかにする。さらに、現場の先生方と交流し、学校の先生方から聞き取り教育効果を明らかにする。そして,これらの研究を踏まえ,小・中学校の管理職との対話によって,学校が学校外に人材を求めるためにどのような仕組みが有効か,図式化により分かりやすく呈示する。得られた知見については、出版物や論文として発表するための準備を行う。2021年度には、タイから専門家を招いたSTEM教育に関するシンポジウムを開催したい。
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