研究課題/領域番号 |
19K14258
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
星野 晶成 名古屋大学, 国際本部, 准教授 (40647228)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 留学 / センスメイキング / 高等教育の国際化 / 東南アジア |
研究実績の概要 |
本年度は、これまで収集してきたインタビューデータを分析し、英語・日本語論文の執筆作業に時間を費やした。その結果、分析枠組みについて執筆した論文が、『名古屋高等教育研究』に掲載された。センスメイキングという枠組みを整理して、どのように留学プログラム開発・実施の分析に応用できるのかを説明した。また2021年度の実績にはならないが、2022年4月に『Journal of Studies in International Education』(インパクトファクター:2.86)への掲載が決まった。この論文では、センスメイキングと大学教職員へのインタビューデータを踏まえて分析している。 研究対象を東南アジア以外では、中南米とアフリカに設定しているため、オンラインでも時差の都合上設定が難しいため、なかなか調査や情報収集が進んでいないのが懸念である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究対象を東南アジア以外では、中南米とアフリカに設定しているため、オンラインでも時差の都合上設定が難しいため、なかなか調査や情報収集が進んでいないのが懸念である。現状、コロナ前に入手していたデータを使って、分析して、論文投稿をしている状態である。
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今後の研究の推進方策 |
コロナの感染状況が収まり次第、中南米やアフリカの留学プログラムについての情報収集を開始したいと思っているが、難しい場合は、これまで入手してきたデータをさらに分析して、論文投稿を検討する。
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次年度使用額が生じた理由 |
調査のための出張費用が全く活用できていないため、繰越を予定している。コロナの感染状況が緩和次第、調査を実施していく。
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